※2017年6月28日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年9月1日に再度公開しました。
赤ちゃんの歯のケアについて
自分の子供がうまれ、歯が生え始めると気になるのは「子どもの歯のケア」まだミルクや母乳育児の頃は気にならないですが、離乳食がはじまると、そろそろ歯磨きが必要なのかな?と考えることも多いですよね。
ただ、どの程度歯磨きをしたらいいのか。歯磨き粉を使ったほうがいいのか。どんな歯ブラシを使ったほうがいいのか。何もわからなかった私が、市の乳幼児歯科検診、乳児歯科専門医の先生に教わったことを共有していこうと思います。
いつから歯磨きを開始したらいいの?
歯が2本生えてくる6か月頃からが目安。
ただ、このころはまだちゃんとしたブラッシングというよりはガーゼで歯を拭いてあげて、口の中に何かが入ってくることになれることから始めることが重要です。
日本小児歯科学会では、歯ブラシを使ってのブラッシングは上の歯が4本生えそろった頃からを推奨しています。
息子は10か月に上の歯が4本生えそろったのですぐに市の乳幼児歯科相談に行きました。
最初の歯ブラシはどんなものを使ったらいい?
市の乳幼児歯科相談では、使っている歯ブラシをもってくるような指示がありましたので、自宅で使っていた360度歯ブラシを持っていきました。
※画像はお借りいたしました
このタイプだと磨きづらさがないかなと思っていましたが、
逆に歯の面にちゃんとブラシが当たらないのでつぎに買うときは普通の形の歯ブラシにしてね。と。。。。
ヘッドが小さく、毛が柔らかすぎず硬すぎない普通のものを選ぶ様勧められました。
我が家はアンパンマン大好き息子のためにこちらを使用しています。
ヘッドも硬すぎずちょうどいいです!
ちなみに、6か月からのシリコン製歯ブラシが売られていますが、これは歯磨きをするというよりも歯磨きに慣れるためのおもちゃとして理解しておいたほうが良いそうです。
まだ歯が2本の頃は歯磨きに慣れさせるために持たせたり嚙み嚙みさせたりするのには良いですがこれが歯ブラシと同等の効果を持たせるものではないということを理解して使う事が重要です。
歯磨きは1日何回したらよいの?
歯ブラシを見てもらった後は歯科医による歯のチェック。
下2本、上4本生えそろったばかりではあったのですが、先生が歯の歯垢をチェックしたら歯垢がけっこうとれた・・・
やはりねっとりとしたもの(離乳食やおせんべいなどのお菓子)を食べているようだったら歯垢はつくからちゃんと歯ブラシでブラッシングをしたほうが良いと言われたので、下2本、上4本とは言うものの、あくまで目安として離乳食の進み方によって変えた方が良さそうでした。
そうは言っても毎食後の歯磨きは大変なので、夜1回。慣れてきたら2回、3回と増やしていけば良いそうです。
ちなみに、離乳食が進んでいる子で、なおかつ夜間の授乳をしている場合は虫歯になりやすいそうなので寝る前に歯磨きをしたらできるだけ朝まで授乳をしない様に夜間断乳をオススメします。
歯磨きを嫌がる息子にどうやって歯磨きをさせるか
1日1回でも嫌がる息子の歯磨きは大変です。
色々試して良さそうだったのは
- 歯磨きの歌を歌いながらブラッシング(私はEテレ「はなかっぱ」しゅわぴかはみがきを歌いながら)
ママが楽しそうに歌っているとニコニコしてご機嫌です
- 息子にも歯ブラシを持たせる
持たせてあげるだけで自分の口に持っていったりして遊びます
- 向かい合って座らせて歯磨きをしてから寝転ばせて仕上げ
寝っ転がって歯磨きをするのは体制的に嫌みたいなのですが、座らせると嫌がらずに口を開けてくれることが多いので向かい合って下の歯メインに歯磨きをしてから仰向けにゴロンさせて仕上げ磨きをします。
- 寝かせ方はフラットではなく、頭を高くする
膝の上に頭をおくのは、嫌がって転がる息子には無理なので、視座と膝の間にバスタオルを丸めて枕にして両膝でやんわり頭を固定してから歯磨きをします。
フラットにすると唾液が飲み込めないし体制が辛そうです。
歯磨き粉はつけてもいい?
歯磨き粉はつけなくても歯はちゃんと磨けるので使う必要はないけど、つけた方が子供が歯磨きを嫌がらない様であれば少量つけても良いそうです。
つけているママ友の意見では、つけても結局美味しくてそれを食べてるだけで歯磨きはさせてくれない。。。とのこと。
うちはまだつけなくてもいいかな。。。
フッ素はいつから!?
フッ素問題は結構周りのママ友で話題になりますが、結構高確率でみんなフッ素を塗りに行っていました。
WHO世界保健機関では、6歳未満の子どもを対象としたフッ化物洗口は禁忌である。としているにも関わらずです。
理由は歯科衛生士の友人や通っている歯医者さんではフッ素は塗った方がいいと言われたからと。
結構話題になっているのに、こんなにもフッ素を簡単に赤ちゃんに使っている歯医者さんが多いと言うことはそこまで心配はないのでは?と思ったのですが、
なぜ世界が強く禁止しているのか理由を知らず、フッ素を使うのには抵抗があったため、自分なりに調べてみました。
フッ化物洗口の問題点として、フッ素の毒性が問題視されています。
洗口に用いられるフッ化ナトリウムは毒性は比較的高いと言われています。
さらに、胃液(酸性)の中で約50%が毒性が非常に強いフッ化水素酸になると言うことです。
定期的に少量取っていくと斑状歯、骨硬化症、骨肉腫になるとも言われています。恐ろしいですよね。。。
ただ、それらの症状を出すには大量のフッ素を摂取しなければ起きないこともわかります。
要は摂取量の問題です!
良い薬でも、1回2錠の薬を10錠飲んだら毒ですよね。どんなものにも限度というものがあります。
ここまで調べて、かかりつけの歯医者さん(海外の学会などにも多く行かれている先生)に聞いたところ。
「うちでは乳歯が生えそろわない限り使わないっちゃ使わないけど、フッ素がダメっていうのは含有量によるからそこまで気にしなくて良いよ」
との返答。
自分で調べ上げたWHOだの何だののうんちくを伝えてはみたものの、そんなものでした。
というわけで、うちはとりあえず乳歯が生えそろうまでは念のためフッ素はしない方向に決定しました。
<追記・・・2017年9月1日>
歯科医を夫にもつママ友ができ、このことを相談すると、帰宅後すぐに旦那さんが学会の資料を確認してくださいました。
海外の水は硬水のため、水自体にフッ素が入っている。つまり、日常的にフッ素を摂取しているので追加でフッ素を使うことは摂取量のオーバーということらしいです。
日本の水は軟水のためフッ素は入っておらず、日本に住んでいる子供にとってはフッ素を使うことで虫歯の予防になる。
との回答をいただきました。
ということで、次回歯医者に行った際は早速フッ素を塗ってもらおうと思います。
ネットでよく見かける「ブリアン」はどうなの!?
インスタの広告や有名人のブログでよく紹介されている歯磨き粉「ブリアン」についても歯医者さんにお伺いしました。
こちら見たことありませんか?
虫歯菌除去成分「BLIS M18」を日本で初めて採用した子供用歯磨き粉。
「BLIS M18」という虫歯菌除去成分で歯を磨く事で、虫歯菌が口に入ってしまった子供でも虫歯になりづらい口内環境が作れるという代物!
虫歯菌を3歳まで口に入れなければ虫歯にならない等言われていますが、いくら工夫しても虫歯菌をいくら入れないということはほぼ不可能です。
なので、そんな虫歯菌を除去してくれるなんて成分があるなら是非我が子にも!!と思うママたちはたくさんいますよね!!
お値段は。。。。定期購入で初回3919円。2回目以降4980円と歯磨き粉にしては破格です。
ブリスM18、、、聞いたことのない成分ですが、どうなんでしょう。
「何それ!?高い歯磨き粉だな!ちょっと小児歯科専門のやつがいるから聞いてみるしちょっと待ってて!」
との返答から、これは歯医者さんの間では知られていない成分だな。。。とは思ったのですが、
小児歯科専門医の方からの返答は
「今の所、学会等でその歯磨き粉、その成分についての話題は出ていません」
とのこと・・・
ただ、この成分についての論文でこれと言って確証の高い実験結果が出ているものがないそうなので、これから注目されていく成分なのかもしれません!
これを使い続けて虫歯菌が無くなるのなら、虫歯になって歯医者にいくことを考えればこの金額でも先行投資ということで問題なさそうです。
60日間返金保証をしているところを見ても、よほど自身があるのか。それだけ素晴らしい成分ということなのか。
とりあえず試してみることもできますね!!
結果
上4本下2本の歯が生えてきたら、ヘッドの小さい普通の形の歯ブラシで、夜寝る前に一回しっかりと歯磨きをすることが大事という事です。(子供が嫌がる様なら少量の歯磨き粉をつけても良い)
定期的に歯医者さんで歯のチェックをしてもらえれば、ちゃんと磨けているのか不安なママの悩みも解消されると思います。
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