子供の流行り病で一番怖いのはノロウイルス!?子供が吐き戻した時に絶対に必要なものとかかってしまった時の対処法!

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健康

ノロウイルスの症状と猛威

ノロウイルスといえば下痢や嘔吐の胃腸風邪というざっくりとしたイメージはありますが、かかったことのある人に聞くと、もう絶対にかかりたくないNo.1の病気だと答える人も多い病気です。

私も子供が産まれてから自分がかかったことがありますが、カオスすぎました。子供にうつらなかったことだけが救いでしたが、今回10ヶ月の下の子が感染。。まだミルクも飲む赤ちゃんのノロウイルス、さらに上の子もまだまだママに甘えたい3才児。私がかかるわけには行かず必死でした。

ノロウイルスによる胃腸炎はどのようなものか

厚生労働省HPのノロウイルスに関するQ&Aをみるとよくわかります。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。
従って、皆様の周りの方々と一緒に、次の予防対策を徹底しましょう。
患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、
(1)食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
(詳しくはページ内リンクQ16をご覧下さい)
(2)下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
(詳しくはページ内リンクQ18をご覧下さい)
(3)胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
(詳しくはページ内リンクQ20をご覧下さい)
特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。(詳しくはページ内リンク Q15,ページ内リンクQ17をご覧下さい)

出典:ノロウイルスに関するQ&A|厚生労働省

怖いのはワクチンもなく、治療も重症患者以外は対処療法のため、整腸剤の処方など本当にガツっときく薬がないということでしょう。。。

突然の嘔吐で慌てないために

ある日突然吐き戻す恐怖

お正月休みも最終日、家族でお出かけをして明日から保育園!機嫌もよく早めに就寝。明け方授乳ををするとその後吐き戻す息子。この時は普通のミルク吐き戻しかなーと。眠たかった私は、ささっと拭いてまた寝てしまいました。

朝起きてからも泣いていたのでミルクをあげると噴水のように吐き戻す息子。

ん。。。様子がおかしい。。。。

とりあえず病院でも行くか!と吐き戻したミルクをささっと拭いて長男を保育園へ連れて行き、そのまま病院へ直行しました。

恐怖の診断結果

ノロウイルスですね。

この言葉を聞いた時の衝撃。。。。

世の中で流行っているのは知っていたけど、息子の保育園では誰も出ていなかったし、そもそもお正月休み。。。

完全にノロウイルスという可能性を忘れ去っていた私は、夜中と今朝の吐き戻しの処理を素手でしたことに自分の感染を察知。

病院では、自宅で作れる消毒液の作り方の用紙を渡されました。汚れた衣服の消毒方法や、床などの消毒方法が書いてありました。

とにかく感染を最小限に防ぐため、この足でそのまま100均と薬局へ直行します!

100均で大体揃うノログッズ!

大体のものは100均一で揃いますが、ハイシーズンは売り切れていることもあるので見つけた時にすぐに用意しておくのがベストです。

  • バケツ(蓋つき)
  • マスク
  • 除菌シート
  • キッチンハイター
  • キッチンペーパー
  • 使い捨て手袋
  • 使い捨てエプロン
  • うがい受け
  • ゴミ袋
  • ノロキラー
  • 新聞紙
  • 自作消毒液

※まだオムツを使う赤ちゃんがいる場合、上記に加えオムツ替えにペットシートがあると便利です。

ノログッズについて詳しく説明

蓋つきバケツ・・・ノロ専用ゴミ箱として使用。ウイルスが乾いて空気中に舞うことを防ぐのに必ず蓋つきを用意!汚れものを捨てるのに使います。

ゴミ袋・・・吐いたものを処理したゴミは必ずゴミ袋に入れて密封してから蓋つきバケツゴミ箱へ

マスク・・・常にマスクをして感染予防

キッチンハイター・・・ノロは塩素系消毒液で死滅するので消毒液を作るのに必要

キッチンペーパー&新聞紙・・・嘔吐物を処理する時に使用。コストコの肉厚キッチンペーパーだと使いやすい!

使い捨て手袋・・・嘔吐の処理、オムツ替え、必ず使用!一度使ったら袋に入れて捨てるのでオムツをまだ使っているお子さんがいる場合は2、3箱用意!

使い捨てエプロン・・・手袋と同じ用途で使用しますが、私は赤ちゃんを抱っこしてる時に吐かれたり下痢が漏れて自分につくのを防ぐため、寝るときも含め1日中つけていました。というわけでこれも多めに用意!

うがい受け・・・嘔吐時に使用

ノロキラー・・・オムツを替えたり嘔吐した後、付近をノロキラーでシュッシュします

自作消毒液・・・床に嘔吐した時など、とりあえずドバドバ使うように1つ作っておくと便利。キッチンハイターを薄めたものです。

ペットシート・・・オムツ替えの時に必須です。必ず一度使ったら捨てましょう。

入るものはこのようにバケツに入れて保管。
吐いたらバケツを持ってすぐ処理します。

寝るときの注意

寝てる時に下痢や嘔吐があったら最悪です。

特に洗えないベッドや布団などにノロの菌がつくとどうしようもないので、防水シートをかけたり、なければ大きなゴミ袋や、レジャーシートの上にシーツをかけたりしましょう。

特に子供はびっくりしてママに近づいて泣いてくるので、自分が寝る時には、マスクをして、パジャマの上に使い捨てエプロン、枕元にはノログッズ全てをセットしておく必要があります。

洗濯物の注意

ノロウイルスの付着した衣類とその他の衣類を一緒に洗うとウイルスが付着してしまいます。

洗濯機の中にウイルスが残ることもあるので、必ず消毒してから洗濯。洗濯はウイルスの付着したものはそれだけで洗うことが必須です。

掃除用のバケツに消毒液を作っておき、汚れたらとりあえずここに突っ込んでいました。

色落ちすることもあるので、お気に入りの服は着ないように。。。

赤ちゃんの注意

まだ母乳だけの子はどれくらい飲んだかわからないので大量に母乳が出ているとものすごい量の吐き戻しをしてしまうので、混合のかたはミルクに変えることもおすすめです。

母乳あげている最中に吐き戻されて自分にかかったら、自分も感染する可能性大です。

まずはママがかからないことを第一に考えないと、自分も辛すぎるのに、子供達の面倒を見る人がいない!という恐ろしい事態になります。

また、抱っこしている時に下痢をされて漏れることも考え、抱っこ紐と子供の間には常にペットシート挟んで抱っこしていました。

これ結構重要です!病院で診察待ちの時もチャイルドシートに乗る時も常にペットシートを敷いていました。

3才以上は比較的軽度?

上の子は直接触ってはいませんが、嘔吐した空間にいたこともあり、翌日の夕方10回ほど嘔吐しましたが、下痢にはならず、寝ておきたら元気でした。

病院の先生が曰く、3才以上になるとノロにかかっても下痢しない子もたくさんいるとのこと。

ちなみに、3才以上はノロの検査が自費になってしまうので通常の胃腸風邪と区別がつきにくいのですが、我が家は下の子がノロだったので、ノロの診断を受けました。

幼稚園などで胃腸風邪が流行っていると聞いたら、ノロ検査対象の年齢じゃないのでノロとは診断されていない可能性が高いので、要注意です。

上の子は翌朝、元気で下痢もなく食欲もありましたが、うどんや果肉のないゼリーなどを食べさせていました。

そして、下の子のノロがわかった時から免疫力向上のため乳酸菌を飲ませていました。

その成果わからないのですが比較的軽度で済んだのか不幸中の幸いです。

親がかかった時のことを考えて買い物をしておく

今回、素手処理をしたにも関わらず、奇跡的に感染しなかった私ですが(私も乳酸菌を飲んで免疫力をあげているのか!?と、すっかり乳酸菌信者のようになっていますが、プラシーボ効果だったとしてもかからなければ何でもよしです!)もしかかっていたらまずい!と思い、レトルトおかゆ、プリン、OS1、スポーツドリンクを大量買いしておきました。

その期間、子供達が元気になっていたとしても食事の用意ができないので、子供達用のレトルト食材も買い込み、自分がかかる準備万全にして看病に挑んでいました。

結果、使わなくて済んだのですが、また何かあった時用にレトルトおかゆやOS1は常備しておこうと決意。

嘔吐物を素手処理する癖をやめる

ただの吐き戻しであっても冬は絶対に素手処理するのはやめましょう。思いもよらないところでウイルス感染し、あっという間に広がります。

免疫力をあげてウイルスに感染しない身体づくりをする

一度ノロになったことのある人はわかると思いますが、病院に行っても整腸剤がもらえる程度で、ウイルスに効く特効薬はありません。(インフルは予防接種を含め薬がある分まだいいです)

かかった本人も本当に辛いですが、その状況で子供達の面倒を見ないといけない状況は考えただけでも恐ろしいです。

そうならないためにも、普段からバランスの良い食事や質の良い睡眠、適度な運動などを心がけて生活ができるといいですよね。

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