建物の構造に惹かれ、某ハウスメーカーと契約して土地を探していたのですが、なかなかしっくりくる土地が見つからず早1年。
夫婦でも、お互いの土地の理想を並べてはどこがいいのかわからなくなっていました。
僕の希望は
・土地の価値があること
・廃れない街であること(大学など活気のある施設が近くにある)
・大きさがある程度確保できる土地
・雰囲気のいい団地(区画が綺麗)
・通勤を配慮してできれば2路線使えること
私の希望は
・自然がある程度あるところ
・子供と同年代が多いこと
・広い公園など遊ぶところがあるところ
・買い物が不便じゃないところ
・できたら実家に帰りやすいところ
やっと、ここいいんじゃないか?という場所が夫婦で一致したので土地を探し始めました。
が、結局希望の土地に出た中古物件を購入しました。
なぜ中古物件を購入したか
土地を真剣に探し始めて思ったことは、
人気のある土地は売りがない!
人気エリアの土地は、出てすぐに申し込みを入れないと買えないほどなのですが、その土地が出るのは今日かもしれないし、5年後かもしれない。欲しいと思っている今、希望の土地に築浅の中古物件が出たので、これはもうタイミングだな。ということで購入の流れになりました。
築浅中古物件は割高?
不動産の売買仲介業を紹介してくれる方に言わせると、
築浅だと土地の金額のほか、家の金額のもかなり入ってるから割に合わないからおすすめしない
とのことです。。。。
どういうことかと言うと、こちらの図を参考にさせていただきます。
木確かに築5年だと、建物の価格が結構乗っているのに、新築ではない為、傷があったり、カビが生えていたりということはあります。
水回りのリフォームは大体15年くらいと聞くし、そう考えるとメンテナンスまであっという間ですね。
リフォームを入れたり、清掃業者を入れるという初期費用に、早い段階でメンテナンス費用がかかってくると思うと、まっさらの土地を買って自分好みの新築の家を建てる方が良いのではないか。という考えです。
中古物件を買うときは住宅メーカーも大事!
ただ、築浅中古物件でもメーカーによっては有りだと思っています。
我が家が購入した家は「住友林業」の家でした。
住友林業といえばBF構法が売りです。建物の構造がしっかりしており、建物に30年保証をつけています。30年保証をつけられる自信のある家を作っている住友林業の家の価値はかなりあると思っています。
ちなみに、10年保証のメーカーが多いのですが、大体は10年すぎてから不備が出るものですので、10年保証じゃ頼りないなと個人的には感じています。さらに、中古物件になると保証期間の残り年数が少なくなり不安がありますが、30年保証ならまだまだ安心です。
住宅メーカーによる保証年数も重要ではないでしょうか
検討している中古物件の住宅メーカーがどんなメーカーなのか。チェックする必要があると思います。
中古物件のメリット
1. 欲しいエリアに土地の売りはなくても中古物件付きの土地なら手に入りやすい
最初に書いたように、人気のエリアは土地の売りがなかなか出ませんが、中古物件だと結構出ることがあります。
我が家(主に夫)はこの点がポイントだったので、土地重視の方は中古物件も視野に入れて探してみるといいかもしれません。
2. 新築では手が出せない憧れのハウスメーカーの家を安く購入できる
ハウスメーカーによっては新築の家を建てようと思っても高すぎて断念してしまうことがあるかもしれませんが、中古になると憧れのハウスメーカーなのに手が届く幸せがあります。
築5年の住友林業の家が安く(とは言っても元が高いので販売価格もまあまあ高かったですが)買えたのは嬉しかったです。
我が家(私)は住友林業の家が建てたかったので、ここもポイントでした。
中古物件のデメリット
ここからは、私が今感じているデメリットを細かく説明していきます。
メリットよりも細かく書いていくので、中古物件を探している方はデメリット部分、参考にしていただければと思います。
1. オリジナルの家が使いにくい
注文住宅の中古物件のデメリットは、カスタマイズが好みじゃない!
につきます。
注文住宅のメリットは、間取りや壁紙など、自分の好みにカスタマイズできることですが、売るときはそれはデメリットに変わります。
建売の家を想像してみてください。。。。
大体の家の床は明るい色の木で、キッチンや壁などはホワイト。間取りは1FにLDK、小さい和室や洋室が1つ、お風呂、2Fに洋室3部屋。
これが最もノーマルな間取りですよね。
それが、注文住宅だと、アクセントクロスで壁の色をビビットなカラーにしていたり、特殊な形の間取りにしていたり。建てた人のライフスタイルにはあっているかもしれませんが、やっぱり特殊は使いにくいので、うーん。。。。と思うところが出てきたりするもので。。。
我が家も例外ではなく、結局使いにくいのでリフォームすることになりました。
2. リフォーム金額が高い
住友林業の家なので、住友林業ホームテックという住友林業のリフォーム会社にリフォームをお願いすることになりました。
我が家の場合、古いから変えたいわけではなく、間取りが使いにくかったのでリフォームをします。
同じ住友林業同士なので、間取り図があり、残さないといけない柱がどこにあるのか、壁紙や巾木の品番、床の材質など全てわかるのでスムーズなのですが、住友林業はやはり高い。。。
リフォーム金額めっちゃ高かったです。。。。
甘くみていました。。。。。
リフォームについては別記事で色々とお話させていただこうと思います。
3. 長期優良住宅の場合、リフォーム費の他に長期優良住宅の再申請にお金がかかる
長期優良住宅だと税金の控除があるのでそれはいいのですが、長期優良の家をリフォームすると、間取りなどを再提出しないといけなく、再設計料として20万円近くお金がかかりました。
4. 清掃業者は自分で入れないといけない
中古住宅の場合、引渡しは家の中を清掃業者がピカピカにしてくれてから引渡しではないんです!
知ってましたか!?私は初めて知りました。。。。
つまり、前家主さんが全然掃除しないで出て行ったらその状態で引き渡されるということです。
自分で清掃業者探して入れないといけないのですが、清掃業者のプランにない下駄箱や備え付け家具の棚の中の掃除などは全部自分たちでやらないといけないです。
また、どこまで綺麗にするかによりますが、清掃も結構お金がかかるので、ピンポイントお風呂だけやってもらってあとは自分たちで掃除をしようか。
うーん。悩みます・・・・
5. 仲介手数料がかかる
不動産屋の仲介手数料が3%乗ってきますのでそこは新築とちがいますよね。
ただし、中古物件の売主が個人の場合は物件に消費税がかからないのでそこは中古物件のメリットでもあります。
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